県内の感染症 新型コロナ減少 手足口病増加 溶連菌は減少

県内の感染症について、県は28日「定点把握」による6月23日までの1週間の新たな感染者数を発表しました。

このうち新型コロナは、県内84の医療機関からの報告で、新たな感染者数は265人でした。
1医療機関あたりでは3.15人で、前の週の3.25人から3週ぶりに減少しました。
一方、いずれも県内の54の小児科から報告された感染症で、手足口病は1医療機関あたり6.94人で前の週より増加し、ことし初めて国が示す警報レベルの5を超えました。
また、主に子どもが感染し発熱やのどの痛みなどの症状が出る「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」は1医療機関あたり3.00人で、こちらは前の週よりも減りました。
岡山県は、こまめな手洗いやせきエチケットなど基本的な感染対策を心がけるよう呼びかけています。