矢沢永吉さんの「田んぼアート」子どもたちが田植え 美作

美作市の田んぼで、さまざまな色の稲穂で歌手の矢沢永吉さんを描く「田んぼアート」を作ろうと、地元の子どもたちが田植えを行いました。

美作市下町では、矢沢永吉さんのファンで作る「永ちゃん田んぼの会」が5年前から田んぼアートを制作していて、近くの大原小学校の児童もおととしから協力しています。
20日、およそ17アールの田んぼに5年生25人が出て、会のメンバーから指導を受けながら、稲穂が赤茶色になる古代米の苗を植えました。
田んぼには葉の色が赤や白になる観賞用の稲の苗などもすでに植えられ、あわせて4色の稲穂によって矢沢さんの姿とことしのツアーのタイトル「FIGHTON」の文字が浮かび上がるようになるということです。
田植えに参加した児童は「たくさんの矢沢さんのファンに見てもらいたい」と話していました。
稲の成長とともに早くも7月下旬には絵柄が見え始めるということで、永ちゃん田んぼの会の河副基彦さんは「田んぼアートがSNSで紹介されることを通じて、ファンの輪が広がっており、地域の賑わいにつなげたい」と話していました。