ネパールから視察団 資材や農作物運ぶモノレール 岡山

山岳地帯でのインフラの整備などに、岡山市のメーカーが製造する資材や農作物を運ぶモノレールを活用できないかと、ネパールから視察団が訪れました。

農業用や工業用のモノレール製造を手がける岡山市東区の「ニッカリ」を訪れたのは、ネパールの商社の社長や社員4人です。
この会社のモノレールは、もともと山間地のミカン農家の負担を軽減しようと開発され、傾斜が最大45度の場所で3トンまでの荷物を運ぶことができます。
4人は、担当者の案内を受けながら、組み立ての様子や、2トンの重りを載せて急な傾斜を上る様子を見学し、試乗して性能を確かめていました。
ネパールは世界最高峰のエベレストをはじめ国土のおよそ8割が山岳地帯で、この会社のモノレールを導入することで、インフラの整備や新たなビジネスにつなげようと、JICA=国際協力機構のプロジェクトの一環として、今回の視察が行われました。
ネパールの商社の社長は「山岳地帯のアクセスが難しいので、農業や工業、観光などさまざまな分野でこの技術が使えると思う」と話していました。
「ニッカリ」の杉本宏社長は「岡山に来てもらうことで、モノレールを実際に使っている人の生の声やその可能性を感じてもらえると思う。ビジネスを広げていけるのではないか」と話していました。