畜産学ぶ高校生がヒツジの毛刈りを体験 岡山

畜産について学ぶ岡山市の高校生たちが、夏を前にヒツジが暑さで弱らないよう、長く伸びた毛を刈りました。

ヒツジの毛刈りを体験したのは、岡山市東区にある瀬戸南高校の生物生産科で畜産について学ぶ3年生13人です。
29日、高校に赤磐市の観光施設から2頭のオスのヒツジが運ばれ、まず飼育を担当しているスタッフが実演しました。
ヒツジはいずれも体重が70キロを超えていて、夏の暑さで弱らないよう1年ぶりに毛を刈られます。
生徒たちは、ヒツジが暴れてけがをしないようにコツを教わりながら押さえ、皮膚の位置を確かめては専用のバリカンで長く伸びた毛を刈り取っていました。
体験した生徒は「ヒツジも涼しくなって良かった。作業にはけっこう体力がいるなと感じました」と話していました。
生徒たちが刈り取った毛は、セーターなどの材料に用いられるということです。