8県知事が少子化対策で意見交換 伊原木知事が結婚支援を紹介

岡山など8つの県の知事が、少子化対策について意見を交わす会合が開かれ、伊原木知事は、子育てだけでなく結婚の支援にも力を入れる県の取り組みを紹介しました。

全国知事会がオンラインで開いた会合には、伊原木知事のほか、愛知県や宮崎県など8つの県の知事が参加しました。
最初に、少子化問題に詳しい中京大学の松田茂樹教授が、少子化対策には選択の自由を尊重した総合的なアプローチが必要で、多様化する働き方やライフステージに合わせた支援が重要になると説明しました。
このあと8人の知事による意見交換が行われ、伊原木知事は、少子化対策には子育てだけでなく結婚の支援も必要だとして、岡山県は学校の同窓会に補助金を出すなど、出会いの場を増やす施策にも積極的に取り組んでいることを紹介しました。
また愛知県の大村知事から、少子化対策の実情や課題について有志で考える研究会を設置してはどうかという提案が出され、伊原木知事は「設置されるのであれば、ぜひ参加したい」と述べました。
会合のあと伊原木知事は「少子化対策は岡山県にとって最重要課題なので、今後もしっかりと取り組んで行きたい」と話していました。