「愛鳥週間」にあわせ野鳥の姿とらえた写真展 和気町

5月16日までの「愛鳥週間」にあわせて、自然の中で大きく羽を広げて飛んだり、木の実をついばんだりしている野鳥の姿をとらえた写真展が、和気町で開かれています。

和気町立図書館ギャラリーで開かれている写真展は、東備エリアを中心とした野鳥撮影の愛好家17人が開いたもので、52点が飾られています。
このうち赤磐市の福井智章さんが撮影した全長10センチほどの「キクイタダキ」は、日本で見られる最も小さい鳥とされ、その名の通り、頭のてっぺんの羽毛が菊の花のように鮮やかな黄色です。
また備前市の三原繁さんの「メジロ」の写真は、満開の桜の花びらの中で、大きく羽を広げる鳥の姿に春の喜びが感じられます。
「愛鳥週間」にあわせて企画したひとり長江明廣さんは「野鳥を撮影していると、野山の環境が年々変化していることが分かります。写真を通じて自然についても思いをめぐらせてほしい」と話していました。
写真展は入場無料で、5月19日まで開かれています。