五輪メダリスト有森裕子さんが女性たちにランニング指導 岡山

ことし11月に開かれる「おかやまマラソン」に多くの女性に参加してもらおうと、オリンピックメダリストの有森裕子さんを講師に招いたランニング教室が岡山市で開かれました。

会場の岡山ドームには、10代から70代の女性およそ100人が集まり、女子マラソンでオリンピック2大会連続のメダルを獲得した有森裕子さんから走り方などを教わりました。
参加者たちは、▼長い時間、走るために首や肩の力を抜くことや、▼前の人の腰あたりを見ながら走るとあごが上がりにくいことなど、ランニングフォームの注意点を学びました。
教室では走り込みのほか、体幹トレーニングも行われ、有森さんから時折、冗談を交えたアドバイスを受けながら楽しそうに取り組んでいました。
40代の女性は「トップアスリートが気さくに教えてくれて楽しかったです。日々のトレーニングが大切だと思いました」と話していました。
有森さんは「特に女性は日常的に練習できるかなどハードルが高く思われがちですが、もっと楽しく気軽なものだと気づいてもらいたい」と話していました。
「おかやまマラソン」は毎年、女性の参加率が2割ほどになっているということで、主催者は女性にも積極的に参加してもらいたいとしています。