「みどりの日」 岡山 半田山植物園が無料開放

「みどりの日」の5月4日、岡山市の植物園が無料で開放され、多くの家族連れなどが色とりどりの花を楽しみました。

ことし(令和6年)で開園60周年を迎える岡山市北区の半田山植物園は市街地を一望でき、およそ3200種類、15万本ほどの植物が栽培されています。
毎年、みどりの日は無料で開放されていて、4日も多くの家族連れなどが訪れ、丘の斜面を覆うように咲いた赤や白のバラなど見頃を迎えた花の写真を撮ったり、じっくり眺めたりしていました。
また、60周年にちなんで、いまの木の様子と60年ほど前に撮影された写真を見比べるイベントも開かれ、参加した人たちは18メートル以上も伸びていたり形が大きく変わっていたりすることに驚きながら植物の成長を楽しんでいました。
親子でイベントに参加した岡山市の40代の女性は「木が成長した姿を子供に見せることができてよかった」と話していました。
また、倉敷市から訪れた50代の女性は「木の形が変わっていて驚いた。今でも残っていることがすごいし、生命力を感じた」と話していました。
半田山植物園では60周年を記念して、開園した年と同じ昭和39年生まれの人は今月(5月)末まで無料で入園できます。