津山まなびの鉄道館で“扇形こどもまつり” 鉄道を楽しく学ぶ

今ではめずらしくなった旧国鉄時代の「扇形機関車庫」がある津山市の観光施設で、子どもたちに鉄道について楽しく学んでもらおうと「扇形こどもまつり」が開かれています。

扇のような形をした旧国鉄時代の「扇形機関車庫」がある津山まなびの鉄道館では、5月6日までの期間中、車庫に格納されている「キハ58形気動車」の中を特別に見学できます。
30日も多くの家族連れなどが訪れ、車内の客席に座るなどして楽しんでいました。
また館内には、津山市の名所を再現した鉄道ジオラマも展示されていて、子どもたちが模型の列車が走るようすを目を輝かせて見つめていました。
このほか期間中は毎日、正午からと午後3時からの2回、ディーゼル機関車が転車台の上で回転するようすを見学することもできるということです。
広島市から鉄道ファンの2歳の息子を連れて訪れた男性は「息子が喜ぶ姿が見られてよかったし、いっしょにいろんな展示が見られて楽しい」と話していました。