岡山県西部4市が合同で職員採用の説明会

公務員を希望する学生が減る中、岡山県西部の4つの市が合同で職員の採用説明会を開き、それぞれの市の取り組みや魅力を説明しました。

岡山県西部にある笠岡市と井原市、高梁市、それに浅口市は、採用試験の応募者が減っているとして5年前から合同で採用説明会を開いています。
28日の説明会は学生などが集まりやすい岡山市を会場に開かれ、大学生を中心におよそ100人が参加しました。
合同説明会はそれぞれの市のブースに分かれて進められ、このうち笠岡市では、事務職については法律や行政などの専門知識を問う試験を行わず、人物を重視した採用試験を行っていると説明しました。
デニムの生産が盛んな井原市は、それぞれの職員が日頃から着用しているジーンズをはいて座談会の形式で説明を行い、カジュアルな服装に見られるようにアットホームな職場であることをアピールしていました。
事務局を務める笠岡市の小宮誠 人事課長は「1市だと発信力が弱いので、4市で合同開催をした。挑戦する気持ちを持った方と一緒に働きたい」と話していました。