岡山市 職員採用説明会「勤務間インターバル」など説明

公務員の働き方改革が課題となる中、岡山市が24日に職員の採用説明会を開き、今年度から試験的に導入している「勤務間インターバル」など市の取り組みについて説明しました。

市内で開かれた説明会には、大学生や社会人など、70人余りが参加しました。
中央や地方の公務員の働き方改革が課題となる中、岡山市では今年度から「選択的週休3日制」や、勤務終了から次の勤務開始まで11時間を確保する「勤務間インターバル」などを試験的に導入しています。
説明会では、給与などの基本的な条件や採用試験までの流れのほか、こうした働き方改革の取り組みについても説明されました。
続いて現役の職員との座談会が行われ、大学生からの「これまでにどんな仕事にやりがいを感じたか」という質問に対し、職員は「生活保護の担当だった時、私が直接話を進めたことで、その人の生活をいい方向に動かすことができ、やりがいを感じた」などと答えていました。
岡山市で採用を担当する藤井健介課長は「新しい考え方をもった人に入ってもらえるのは、わくわくする。1人でも多くの人に受験してもらい、岡山市のために一緒に頑張りたい」と話していました。