倉敷の住宅敷地で爆発 防犯カメラに不審な車と敷地での火花

倉敷市の住宅のそばで、4月18日の夜に爆発がありガラスが割れた事件で、付近の防犯カメラに不審な車が走り去ったあと、住宅の敷地から火花が上がる様子などが写っていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。

4月18日午後10時ごろ、倉敷市玉島上成の住宅の敷地で爆発があり、この家や隣接するアパートのガラスが割れましたが、住宅に1人で暮らす61歳の女性は外出中で、けがをした人はいませんでした。
警察は器物損壊などの疑いで調べていますが、その後、付近に設置された防犯カメラに、不審な車が近づき走り去った後、この家の敷地から火花が上がる様子が写っていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
現場からは部品のようなものや、飛び散った金属片などが見つかったということで、警察は何が爆発したのか詳しく調べています。
また捜査関係者によりますと、この住宅にはかつて暴力団の関係者が出入りしていたことが確認されているということです。
こうした状況から警察は、暴力団が関わっている可能性もあるとみて、事件のいきさつを調べています。