アイスダンス 備前出身の小松原美里選手 カップル解散し引退

備前市出身でフィギュアスケート・アイスダンスの小松原美里選手と夫の尊選手のカップルが解散し、美里選手は競技を引退することになりました。

これは22日に2人が、所属するマネジメント会社を通じて発表しました。
31歳の美里選手と32歳でアメリカ出身の尊選手は、2016年にフィギュアスケート・アイスダンスのカップルを結成すると、よくとしに結婚して夫婦となり、公私両面でパートナーとなりました。
2人はカナダを練習拠点とし、1メートル90センチ近い尊選手の長身を生かしたダイナミックなリフトや、豊かな表現力を持ち味に、全日本選手権では2018年から2021年までの4連覇を含めて優勝5回、カップルとして初出場した2年前の北京オリンピックでは、団体での日本のメダル獲得に貢献しました。
カップル解消とともに競技からの引退を発表した美里選手は、今後、アイスショーなどでプロスケーターとしての活動を継続していく一方、尊選手はさまざまな可能性を検討しているということです。
2人は直筆の文章も出し、ファンや関係者への感謝を示すとともに「この経験をいかしどのように生きていくか模索しながら、人としてさらに成長していけるように学び続けます」などとコメントしています。