「あしなが学生募金」大学生らが支援呼びかけ JR岡山駅

病気や災害などで親を亡くした子どもたちの奨学金になる「あしなが学生募金」の募金活動が、20日全国各地で始まり、JR岡山駅でも大学生らが支援を呼びかけました。

岡山市北区のJR岡山駅周辺では、大学生や高校生ら20人余りが集まって募金活動を行い、支援を呼びかけました。
あしなが学生募金は、病気や災害で親を亡くすなどした子どもたちが、経済的な理由で進学をあきらめることがないように、奨学金として役立てられます。
通りかかった人たちは、寄付をしたり、募金のパンフレットを受け取ったりしていました。
あしなが育英会によりますと、ことしは、全国で過去最多となる1800人から奨学金の申請がありましたが、財源に限りがある中で、半数以上が採用できず、県内でも26人の申請のうち、14人が不採用になったということです。
活動に参加した大学4年生の海野豊志さんは「私も育英会の寄付によって大学生活を送ることができていて、感謝しています。多くの人にご協力いただけたらうれしいです」と話していました。
JR岡山駅周辺での募金活動は、21日と、4月27日・28日にも行われる予定です。