自転車盗難防止“鍵かけ”呼びかけるキーホルダー 岡山西署

自転車の盗難被害を防ごうと、岡山市の警察署が高校生の協力で「鍵かけ」を呼びかけるキーホルダーをつくりました。

15日、デザインを考えた地元の岡山工業高校デザイン科の生徒たちが岡山西警察署に招かれ「防犯広報大使」に委嘱されました。
警察によりますと、県内では去年1年間に、自転車の盗難が前の年よりおよそ600件多い2600件余り確認され、盗まれたうちの7割以上に鍵がかけられていませんでした。
被害者の多くが高校生や大学生で、警察は同じ世代の生徒たちの協力で「鍵かけ」を呼びかけるキーホルダーをつくりました。
神社のお守りをイメージした形で「施錠確認」のメッセージが印刷されていて、今後、啓発活動などで配られる予定です。
3年生の高橋一帆さんは「みんなが使いやすいデザインにした。これを見て鍵かけにつなげてほしい」と話していました。
岡山西警察署生活安全課の高橋裕也課長は「乗り物だけでなく自宅の鍵かけなど、防犯意識の向上につなげてほしい」と話していました。