玉野の深山公園で木製遊具が壊れ30代男性が骨折

8日午前、玉野市の深山公園で木製の遊具が壊れて、30代の男性が左ひじを骨折するけがをしました。

玉野市によりますと、8日午前11時半ごろ深山公園で、県内に住む30代の男性が木製ステップの遊具に乗っていたところ、13センチ四方で高さ50センチほどの木材の根元部分が腐食していて折れました。
男性はひじから地面に落ち、左ひじを骨折したということです。
深山公園の遊具については、玉野市が去年10月に年1回の定期点検を行っていましたが、今回壊れた遊具については腐食はしているものの、ぐらつきがなかったため利用を続けていたということです。
市は今回の事故を受けて、壊れた遊具の近くにある木製の遊具も使用禁止にしました。
また市が管理するこのほかの公園でも緊急点検を行い、両児山公園の遊具2基と、玉原親水公園の遊具1基でも腐食などが見つかったことから使用禁止にしたということです。
玉野市都市計画課は「事故が発生し、けが人も出ているので申し訳なく思う。再発防止のため、点検の際には腐食が進んでいないかなども注意して確認したい」と話しています。