電動アシスト三輪自転車のタクシー サービス始まる 岡山

観光客の利便性を高めて地域の活性化を図ろうと、電動アシスト自転車をタクシーのように利用できる、新たな交通サービスが岡山市中心部で始まりました。

運行が始まったのは、タクシーのように利用できる電動アシスト付きの三輪自転車3台で、岡山市北区の後楽園で出発式が行われました。
運行エリアはJR岡山駅や後楽園、それに岡山芸術創造劇場=「ハレノワ」周辺などの市内中心部です。
タクシーのように手をあげて合図をすることで乗車でき、初乗り運賃は500円でその後は500メートルごとに500円が加算されます。
観光客などの利便性を高めて地域経済を活性化することがねらいで、去年春に2か月間行われた実証実験ではおよそ350人が利用し、収支のめどもたったことから運行が決まりました。
運行する天満屋新規事業部の野村拡毅部長は「岡山城や後楽園だけではない、地元のお店や地域の歴史など街の魅力を楽しんでほしい」と話していました。
運行時間は午前10時から午後6時までで、毎週火曜日は休みとなっています。