世界自閉症啓発デー 備中国分寺の五重塔を青色にライトアップ

総社市にある備中国分寺の五重塔が、2日夜から青色にライトアップされています。
国連が定める「世界自閉症啓発デー」にあわせて、自閉症などへの理解を呼びかけるねらいです。

午後7時に備中国分寺の五重塔が、癒やしや希望を表すという青色に照らし出されました。
このライトアップは、4月2日の「世界自閉症啓発デー」にあわせて、総社市と県の自閉症協会が11年前から行っているもので、青色は啓発活動のテーマカラーです。
自閉症は、脳の機能による発達障害の一つで、他人の気持ちを理解することが難しく、対人関係がうまく築けない症状です。
総社市では、ライトアップを自閉症など発達障害への理解を深めるきっかけにしてほしいとしています。
NPO法人岡山県自閉症協会の竹谷裕之副理事長は「まず自閉症や発達障害に関心を持ってほしい。それが障害の正しい理解と支援につながっていくと思う」と話しています。
ライトアップは午後7時から10時までで、4月8日まで行われます。