吉備中央町 死んだ野鳥が鳥インフルエンザ感染の疑い

吉備中央町で4月1日に死んだ野鳥が見つかり、県の簡易検査の結果、鳥インフルエンザに感染していた疑いがあることが分かりました。
今後、国の機関で詳しい検査を行うことにしています。

岡山県によりますと、吉備中央町納地で4月1日に死んだ野生のツグミ6羽が見つかり、このうちの1羽から、県の簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。
今後、国立環境研究所で6羽の遺伝子検査が行われ、結果が分かるまでに1週間ほどかかるということです。
ツグミが見つかった場所から半径10キロ以内は環境省の「野鳥監視重点区域」に指定され、県が監視を強化しています。
県内では今シーズン、去年11月に総社市と倉敷市で見つかった死んだ野鳥が、高病原性の鳥インフルエンザウイルスに感染していたことが分かっています。
岡山県は「野鳥を素手で触らないように注意し、外傷がなく死んでいる野鳥は、市町村などに連絡をしてほしい」としています。