岡山の保育施設 2歳男児の遊具死亡事故 当時の園長ら不起訴

岡山市の保育園で3年前、2歳の男の子が遊具に首を挟まれその後、死亡した事故で、当時の園長と保育士あわせて4人が業務上過失致死の疑いで書類送検され、不起訴になりました。

令和3年10月、岡山市北区の保育施設で、滑り台などを備えた複合遊具で遊んでいた当時2歳の男の子が、10センチあまりの隙間に首を挟まれ、その後死亡しました。
警察は、施設での安全対策や見守りが不十分だったとして、当時、園長だった60代の女性と、30代と40代の保育士3人を業務上過失致死の疑いで去年書類送検しました。
そして、検察は28日に4人を不起訴にしました。
検察は不起訴にした理由を明らかにしていません。
この事故のあと岡山市が設置した審議会は、保育体制の拡充など再発防止策を盛り込んだ提言を取りまとめています。