瀬戸内海国立公園90年 写真などの展示会 玉野

瀬戸内海国立公園の指定から3月で90年になるのにあわせて、美しい島や海の風景を収めた写真などの展示会が玉野市で開かれています。

会場の玉野市内の商業施設には80点余りの作品が展示され、多島美や夕日など瀬戸内海の風景を撮影した写真パネルが60点ほどあります。
このうち、倉敷市の鷲羽山から瀬戸大橋を見下ろした風景の写真は、環境省の職員が撮影しました。
また、地元の小学生による絵はがきも展示され、玉野市と倉敷市にまたがる王子が岳で笑った人の顔に見えることから「ニコニコ岩」と呼ばれて人気の大きな岩を描いた作品も並びました。
市内の70代の男性は「とても美しい写真で、指定されてから90周年になったのだと実感しました。こうした絶景をまた見に訪れたいと思う」と話していました。
主催する玉野市商工観光課の内尾崇人主査は「世界に誇れるスポットとして指定された場所なので、展示を通して自分たちの街を自慢に思っていただけたら」と話していました。
展示会は3月末まで、玉野市の商業施設「メルカ」で開かれています。