美咲町 4月に小中一貫校開校で3つの小中学校が合同閉校式

美咲町の柵原地域で小中一貫校ができるのに伴って、今年度いっぱいで閉校となる3つの小中学校が16日、合同の閉校式を行いました。

閉校するのは柵原西小学校と柵原東小学校、それに柵原中学校で、合同の閉校式には児童・生徒や教職員、それに地域の人たちなどおよそ400人が参加しました。
3校は、来月(4月)開校する小中一貫の義務教育学校「柵原学園」に統合されます。
閉校式では、3校の校長が1人ずつ、黒瀬堅志 教育長に校旗を返納しました。
そして、児童・生徒の代表が、それぞれの学校での思い出や感謝の気持ちなどを述べたあと、学校ごとに声をそろえて校歌を歌いました。
今月(3月)中学を卒業したばかりの男子生徒は「最後の卒業生としてすごい、かっこいいと思ってもらえるよう頑張った。この地域で育ててもらい感謝している」と話していました。
小学5年生の男子児童は「閉校はさびしいけど、新しい学校が楽しみでもある。今までと同じようにグラウンドいっぱい使って遊びたい」と話していました。
閉校式のあと、会場となった中学校では、卒業生でいまは生徒の保護者になっている人たちが記念撮影するなどして親しんだ学びやとの別れを惜しんでいました。