岡山市中心部のデパート屋上でミツバチ飼育 ハチミツつくる

岡山市中心部のデパートの屋上でミツバチを飼育し、ハチミツをつくるプロジェクトが15日から始まりました。

岡山市北区表町の天満屋岡山本店の別館の屋上に関係者が集まり、神事のあとおよそ4万匹のセイヨウミツバチが入った巣箱3つの扉が開けられました。
天満屋グループが手がける「おかやまミツバチプロジェクト」は、都市の緑化を目的にこれまでもJR岡山駅前のビルの屋上で、同じようにミツバチを飼育してきましたが、今回、表町でも取り組むことになりました。
ミツバチは半径2キロから3キロの範囲を飛んで、蜜を集めて巣箱に戻ってくるということです。
プロジェクトの代表・井上弘雅さんは「この取り組みが自然や環境問題を考えるきっかけになってほしいです。たくさんの人と協力して地域を支える活動のひとつにしたい」と話していました。
4月下旬には巣箱からハチミツを採り、その後、デパートやオンラインで販売する予定です。