特急「やくも」新型車両導入で待合室などリニューアルへ

JR西日本は、特急「やくも」の新型車両をことし4月から導入するのを前に、島根県の出雲市駅の待合室などをリニューアルすることを明らかにしました。

JR西日本は、島根県の出雲市駅から米子駅を経由して岡山駅を結ぶ、特急「やくも」の新型車両を4月6日から順次導入する予定です。
JR西日本山陰支社の佐伯祥一支社長は2月28日の記者会見で、新型車両の導入を前に、出雲市駅の待合室をリニューアルすることを明らかにしました。
新たな待合室は「やくもラウンジ」と名付けられ、やくものシンボルマークの「雲」を連想させる丸みを帯びたデザインのテーブルやベンチなどのインテリアを設置します。
インテリアには、島根県産の木材を使い、30人あまりが座ってゆったりとくつろげる空間にするということで、3月26日から利用できます。
また来月中に、出雲市駅と松江駅・米子駅のホームに「雲」をモチーフにした駅名の看板「駅名標」を設置するほか、松江駅のホームに「雲」をデザインしたベンチを設けるということです。
佐伯支社長は「新型やくもに乗車するまでの時間も、ゆったりと特別な空間ですごしてもらい、観光や旅行気分で移動を楽しんでほしい」と話しています。
JR西日本は、岡山駅と倉敷駅のホームにもやくもの「雲」をモチーフにした駅名標とベンチを、3月中に設置するということです。