かき産地が味を競う全国大会 「日生かき」が加熱部門で優勝

先週末(2月23、24日)、かきの産地が味を競う全国大会が東京で開かれ、備前市日生町産のかきが加熱部門で優勝しました。

「全国カキワングランプリ」と名付けられた催しは、2月23日と24日に東京で初めて開かれ、全国各地から合わせて44の生産者が生食と加熱の2部門で味を競いました。
審査は料理研究家や有名店のシェフなどが生産地を隠して味や香りなどを確かめる形で行われ、加熱部門で備前市日生町の「日生かき」が優勝しました。
生産者の1人、川崎雅彦さんは「海の環境を守ろうと、アマモを増やすなどの活動を続けてきたことも、かきの美味しさにつながったと思う。とてもうれしい」と話していました。
また、東京の会場で表彰状を受け取った日生町漁協の田丸和彦組合長は「日生のかきは抜群においしいと評価してもらい、励みになった。これからも頑張っていきたい」と話していました。