真庭の中学3年生が角界入り 学校で壮行会

真庭市の落合中学校の3年生、成田憲史さんが大相撲の高田川部屋に入門することになり、学校で壮行会が開かれました。

27日は、学校の体育館に全校生徒およそ300人が集まり、卒業式を兼ねた壮行会が開かれました。
成田さんは身長1メートル73センチ、体重107キロで、授業をきっかけに相撲に興味を持ち去年10月、高田川部屋に体験入門したことで角界入りを決めました。
成田さんは「自分のできることをできるかぎり行い、幕内や横綱になれるよう頑張っていきたい」と述べ、同級生たちが作った花道を歩き、学びやをあとにしました。
来月(3月)2日に新弟子検査を受け、大阪で開かれる春場所で初土俵を踏む予定です。
元関脇・安芸乃島の高田川親方は「正々堂々と戦って、お客さんが納得できるような相撲が取れる力士になってほしい」と話していました。
部屋には同じ真庭市出身の「真庭山」と「祥乃山」の兄弟がいます。
成田さんは「同郷の先輩たちの背中を追いかけながら、親方のようなパワーのある力士を目指して頑張りたい」と話していました。