津山 「団塊の世代」の男性をモデルにした写真展

戦後のベビーブーム期に生まれ、現在、75歳前後のいわゆる「団塊の世代」の男性たちがモデルとなった写真の展示会が、津山市で開かれています。

この展示会は津山市在住の写真家、柴田れいこさん(75)が、リタイア後の人生を生き生きと歩む団塊の世代の男性たちの姿を多くの人に見てもらおうと開きました。
会場の津山文化センターには、県内外の団塊世代52人を写した写真が、プロフィールや現在の暮らしぶりなどとともに展示されています。
写真には仕事を退職した後、▼陶芸やバイク、それにギターといった趣味を楽しんだり、▼ボランティア活動を通じて社会との新たなつながりを作ったりしている人たちが満足そうな表情とともに収められています。
また、総合病院の医師として多忙な日々を過ごし体調を崩していったん退職したものの、開業医として復帰し、コーラスなどの趣味を持って多くの友人ができた人の姿も収められ、それぞれの「第2の人生」を楽しんでいるようすが伝わってきます。
柴田さんは「後期高齢者として残された時間を前向きに生きる姿を見て、希望や勇気を感じてもらえたらうれしい」と話していました。
この写真展は、今月(2月)25日まで開かれています。