生活困窮世帯の子どもたち支援 食料品提供呼びかけ 総社

総社市で5日、生活困窮世帯の子どもたちを支援するフードドライブの活動の一環として、市民に余った食料品を提供するよう呼びかけが行われました。

総社市役所で、市の職員と吉備国際大学の学生あわせて6人が、市役所を訪れる人たちに食料品の提供を呼びかけるチラシを配りました。
提供を募っているのは、米やうどん・缶詰それにレトルト食品など未開封のもので、賞味期限まで1か月以上あるものです。
食料品を入れるボックスが市役所の正面玄関ロビーのほか、市内の商業施設2か所に設置され、2月22日まで受け付けることにしています。
総社市と大学などを運営する順正学園は、2015年に協定を結んで、寄付を受けた食料品を子どものいる生活困窮世帯に無償で提供するフードドライブの活動を行っています。
今回集まった食料品は、岡山県と系列校がある宮崎県の15歳以下の子どもがいる生活困窮家庭およそ130世帯に贈られるということです。
活動に参加している吉備国際大学大学院1年生の大恵彩伽さんは「生活に困っている家庭で家族全員に食料が行き渡り、笑顔で過ごすことができるよう支援を続けていきたい」と話していました。