新庄村特産の「ヒメノモチ」で園児が伝統の“4人づき”に挑戦

新庄村特産の餅米「ヒメノモチ」を使い、子どもたちが村伝統の「4人づき」による餅つきに挑戦し、できたてを味わいました。

村の中央公民館での餅つきには、新庄村保育所の3歳から6歳の園児23人と、保護者が参加しました。
挑戦したのは村伝統の「4人づき」で、臼を囲んだ4人が、時計回りに息を合わせてきねを順番に振ります。
使われたのは甘みと粘りが強い地元産の「ヒメノモチ」で、水を加えずにつくためコシがありふっくらとした食感に仕上がります。
子どもたちは保護者に手伝ってもらい、粘る餅が長く伸びる様子を楽しんでいました。
できあがった餅はさっそく丸められ、きなこをまぶしたり、雑煮やぜんざいに入れたりしてみんなで味わいました。
新庄村の石藤延史副村長は「親子で協力して餅つきの楽しさを味わってもらえてよかった。村の子どもたちには、中学生までに餅米の栽培や『4人づき』を体験してもらい、伝統を伝えていきたい」と話していました。