総社市 被災地支援で寝袋700余を石川県に送る

能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、総社市は、寝袋700個余りを石川県に送りました。

総社市は、能登半島地震で大きな被害が出た石川県七尾市に、1月3日から職員3人を派遣していますが、片岡聡一市長は七尾市の市長から「冬に暖房のない避難所で過ごすには毛布では不十分で、ぜひ寝袋を送ってほしい」と直接依頼を受けたということです。
このため総社市は、1月5日から市民に寝袋の提供を呼びかけているほか、登山家の野口健さんが代表を務め、市と災害時の支援協定を結んでいるNPOもホームページで提供を募っています。
10日までに新品の寝袋762個が集まり、市役所で積み込み作業が行われ、トラック1台が石川県に向けて出発しました。
寝袋は、七尾市と輪島市に届けられるということです。
片岡市長は「寒さに苦しむ被災地の人たちに一刻も早く温かい寝袋を届けたい」と話していました。
総社市は引き続き寝袋の提供を募り、被災地に送ることにしています。