岡山市 新年度から“選択的週休3日制”を試験的導入へ

共働き世帯が増加する中、岡山市は、職員が柔軟な働き方を選ぶことができるように、新年度から選択的週休3日制を試験的に導入することにしています。

岡山市は、共働き世帯の増加などを受けて、育児や介護などを行っている職員が、柔軟な働き方を選ぶことができるように、新年度・令和6年度から選択的週休3日制を試験的に導入します。
対象になるのは、勤務時間が午前8時半から午後5時15分の常勤職員です。
週あたり38.75時間の総勤務時間を維持したまま、平日に1日休みをとれるようにするもので、教員や保育士・消防士は対象になりません。
週休3日制については、群馬県の前橋市などが導入しているということで、岡山市は試験的導入を通じて課題を分析するとともに、ほかの自治体の取り組みなども参考に、効果を検証することにしています。
岡山市は「職員の働きがい、やりがいを引き出すことで、市民サービスの向上につなげたい」としています。