総社市などから支援物資 地震被害の石川県へ

石川県能登半島を震源とする地震の影響で断水などの被害が発生している石川県かほく市に向けて、総社市などがペットボトル入りの飲料水を送りました。


3日、総社市役所で支援物資を届ける出発式が行われ、片岡聡一市長が「能登の皆さんが苦しみにあえいでいる。総社市から全力で支援したい」とあいさつしました。
このあと、総社市から500ミリリットルのペットボトル入り飲料水4800本、総社市の自動車部品メーカーと笠岡市から、2リットルのペットボトル入り飲料水あわせておよそ650本がトラックに積み込まれ、石川県かほく市に向けて出発しました。
かほく市は1日の能登半島を震源とする地震で震度5強を観測しました。
断水などの被害も発生し、かほく市の油野市長から「飲料水を送ってほしい」と全国市長会で知り合った片岡市長に要望があり、市に備蓄してあった物資を送ることになりました。
出発式のあと片岡市長は、「とても寒くて、屋外で給水車を使って水を配分するのはつらい作業になるので、ペットボトルを送ってほしいと要請を受けた。1分1秒でも早く現地に届けたい」と話していました。
岡山県内からは総社市と赤磐市が職員それぞれ3人を2日から現地に派遣して支援にあたっているほか、高梁市も3日職員2人とともに支援物資を送りました。