生活苦しい人などに食料品や衣類配る活動 岡山市

物価の高騰が続く中、生活が苦しい人などに年末年始を安心して過ごしてもらおうと、岡山市で食料品や衣類を配る活動が行われました。

この活動は、生活が苦しい人や高齢者、それに障害がある人などの支援に取り組んでいる一般社団法人が岡山市北区で行いました。
この団体では週に3回、レトルト食品や米などの食料品を配布していますが、29日は年末年始を安心して過ごせるよう、支援企業などから寄贈を受けた年越しそば用のカップめんに加え、セーターやジャンパーといった衣料品も配られ、開始前から配布を待つ人の列ができていました。
このうち食料品は200人分が用意され、訪れた人たちはそれぞれ必要なものをスタッフから受け取っていました。
56歳の女性は「カップめんや米、トイレットペーパーなどをいただきました。これで無事、年越しができそうです」と話していました。
支援活動を行っている「一般社団法人居住支援ぷらす」の山本孝男 代表理事は「少しでも多くの人にこうした活動を知ってもらい、支援を必要としている場合は気軽に相談に来てほしい」と話していました。