ジビエ料理提供の飲食店スタンプラリーで消費拡大めざす

県内で捕獲されたシカやイノシシの食肉=ジビエの消費を拡大しようと、県はジビエ料理を提供する飲食店などを対象にしたスタンプラリーを行っています。

県によりますと、県内で令和3年度に捕獲されたシカとイノシシはあわせて4万1073頭で、このうち食用の「ジビエ」として利用されたのは、全体の7.9%の3235頭にとどまっています。
このため県は、ジビエの消費を拡大しようと、ジビエ料理を提供する飲食店などを対象にしたスタンプラリーを行っています。
実施期間は1月31日までで、対象となる36店舗に設置してある専用のQRコードをスマートフォンで読み取って、デジタルスタンプを集めます。
スタンプの数に応じて、シカ肉の詰め合わせやシカの革で作られた巾着などが抽せんであたります。
県の鳥獣害対策室は「ジビエを県民にとってより身近な存在していくため、利活用率を上げていきたい」と話しています。