児童が中学生の英語発表会に参加 堂々とスピーチ 新見

新見市で、中学生の英語発表会に地元の小学生も参加して、好きなスポーツや修学旅行の思い出を堂々とスピーチしました。

英語教師たちの研究会などが、新見市の公民館で開いた発表会には、市内の中学生15人に加えて2つの小学校の児童5人も参加しました。
児童たちは3分から5分程度の持ち時間で、地元の魅力や好きなスポーツ、それに修学旅行の思い出を身ぶり手ぶりを交えながら英語でスピーチし、盛んな拍手を受けていました。
小学3年生以上を対象に3年前に必修化された英語教育ですが、新見市では20年以上前から小学生の英語に力を入れていて、数年前からこの発表会に児童たちも参加しています。
6年生の児童は「日本語以外のことばを使うことが楽しい。中学校ではもっと単語を覚えたい」と話していました。
市内ではほかにも小中学校の教師が互いの授業を見学するなどして、切れ目ない指導を目指しています。
こうした取り組みについて助言してきた新見公立大学の山内圭教授は「情報交換や交流を深めて、小中学校の連携を強めることはとても大切だ。将来世界に出て活躍する人材が新見から出てほしい」と話していました。