給食の野菜と果物はすべて地元産 瀬戸内市内の保育所で提供

旬の白菜や大根にミカン、野菜と果物はすべて地元産という給食が瀬戸内市内の保育所で提供され、子どもたちが味わいました。

15日、瀬戸内市の邑久保育園の園児60人が、招かれた農家の男性2人から市内でどんな野菜が栽培されているのか学びました。
そして、お昼になると園内で調理されたできたての給食がテーブルに並べられました。
メニューは、青ネギのソースがかけられた唐揚げに、薄くスライスした大根のフライ、それに白菜やニンジン、さつまいもが入ったクリーム煮に、デザートはミカンです。
使われた食材のうち野菜と果物のあわせて8品は、すべて市内で生産されたもので、子どもたちは、農家の人たちと一緒に楽しく味わいました。
瀬戸内市がふるさと納税の寄付金をもとに学校や幼稚園などの給食の地産地消を進める「食のしあわせプロジェクト」の一環で行われ、すべての野菜が地元産という給食は今回が初めてでした。
給食を食べた生産者の1人、山崎裕史さんは「子どもたちがたくさん食べてくれてとてもうれしいです。励みになります」と話していました。