小野田紀美議員が代表の自民党支部 200万円の寄付記載せず

参議院の岡山選挙区選出の小野田紀美議員が代表を務める自民党の支部が去年、自民党の派閥から受け取った200万円の寄付を、政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かりました。
支部はNHKの取材に対し「事務的なミスで記載漏れがあり、直ちに訂正する」とコメントしています。

県選挙管理委員会が11月に公表した去年の政治資金収支報告書をNHKが調べたところ、参議院の岡山選挙区選出の小野田紀美議員が代表を務める「自民党岡山県参議院選挙区第二支部」が、自民党の派閥の「平成研究会」茂木派から去年5月に受け取った寄付200万円を、収支報告書に記載していなかったことが分かりました。
平成研究会の収支報告書の支出欄に記載されていた自民党支部への寄付が、支部の収入欄に記載されていなかったことから判明したもので、支部の収入の総額にもこの200万円は計上されていませんでした。
「自民党岡山県参議院選挙区第二支部」はNHKの取材に対し「事務的なミスで記載漏れがあったことが確認されたので、直ちに訂正する」とコメントしています。