山陽自動車道下り線 15日頃通行止め解除へ 西日本高速道路

ことし9月にトンネル内で起きた車両火災の影響で、一部区間の通行止めが続いている兵庫県の山陽自動車道の下り線は、12月15日ごろに通行止めを解除する見通しになったと、西日本高速道路が明らかにしました。

兵庫県相生市と赤穂市を結ぶ山陽自動車道の尼子山トンネルは、ことし9月に起きた車両火災で、トンネル内部の広い範囲が損傷し、岡山方面に向かう下り線の播磨ジャンクションから、赤穂インターチェンジまでの区間が3か月余りにわたって通行止めになっています。
道路を管理する西日本高速道路は7日、専門家による会議を開いて復旧工事の状況などを確認し、12月15日ごろに、通行止めを解除する見通しになったと明らかにしました。
詳しい日時は、今後、確定したあとで公表するとしています。
西日本高速道路は、通行止めの区間をう回する車が国道2号線に集中し、混雑する状況が依然続いているとして、通行が再開されるまで中国自動車道を利用するよう呼びかけています。