岡山市 低所得者世帯に7万円給付へ 補正予算案取りまとめ

岡山市は政府の物価高騰対策を受けて、低所得者世帯に7万円を給付することを盛り込んだ補正予算案を取りまとめました。
早い世帯では1月末に振り込まれる見通しです。

岡山市の大森市長は、5日に記者会見を開き、市議会に提出する追加の補正予算案について説明しました。
今回の補正予算案は、一般会計の総額で76億5000万円で、このうち政府の物価高騰対策を受けて、低所得者世帯に1世帯7万円を給付するための費用に、68億9500万円を計上しています。
対象のうち、今年度に実施した1世帯3万円の給付金の支給世帯で、とくに世帯の構成に変更がなく、世帯主本人の口座に振込が行われた世帯では、今回は申請をしなくても、来年1月31日に振り込まれるということです。
一方、世帯の構成に変更があったり、新たに市内に転入してきたりした世帯などは、給付の対象であっても申請の手続きが必要です。
市では給付対象になる世帯をおよそ9万6000世帯と見積もっていて、ホームページを開設するとともに、年明けにコールセンターを設置して、市民の相談に応じることにしています。