バレーボール女子V3 倉敷アブレイズ ホーム開幕戦で勝利

今シーズンから新設されたバレーボール女子のVリーグ3部、V3に参入した倉敷アブレイズは、2日、ホーム開幕戦に臨み、カノアラウレアーズ福岡にセットカウント3対0でストレート勝ちしました。

2日、倉敷市の水島緑地福田公園体育館で行われたアブレイズのホーム開幕戦には、1600人を超える観客が詰めかけました。
アブレイズは第1セット、キャプテンでセッターの大島杏花選手のツーアタックなどで得点を重ねて25対13の大差で奪いました。
第2セットも序盤はアブレイズのペースでしたが、中盤、相手に追い上げられ、15対16とこの試合、初めてリードされました。
それでも就実高校出身の田部咲来選手の強烈なスパイクなどが決まって逆転し、このセットも25対20で取りました。
第3セットもデュースの末に27対25で取ったアブレイズはセットカウント3対0のストレート勝ちで、ホーム開幕戦を勝利で飾りました。
鈴木秀生監督は「目標としていたプロの世界で試合ができることが夢みたいだし、歓声がものすごく力になって有利に戦えたと思う。このまま勝っていけるように頑張っていきたい」と話していました。
キャプテン大島選手は「観客の皆さんが会場をアブレイズ色に染めてくれて本当にありがたい。こんなにたくさんの人が応援に来てくれるとは思っていなかったので、最初はすごく緊張したが、仕事でお世話になっている人の顔が見えて、リラックスしてプレーすることができた」と話していました。
アブレイズは、3日もホームでヴィアティン三重と対戦し、セットカウント3対1で勝って、開幕からの連勝を「4」に伸ばしました。