高梁市で高校生や大学生がサトウキビの収穫体験

高梁市で地元の高校生や大学生がサトウキビの収穫を体験しました。

高梁市松原町神原のサトウキビ畑で行われた収穫体験には、地元の高校生や大学生など10人が参加しました。
およそ2アールのこの畑では、農家の浦田大輔さんが12年前からサトウキビを栽培して黒蜜などの製品に加工していて、毎年11月から12月にかけて収穫を行っています。
参加した人たちは、小さなおのを使って4メートルほどに成長したサトウキビの茎を根元近くから刈り取りました。
その後、葉を取り除いた茎を搾り器にかけてジュースにして、「甘くておいしい」などと言いながら味わっていました。
参加した男子高校生は「サトウキビを初めて見た。自分の背丈よりもずっと高いものを人の手で収穫して搾ることはすごいと思ったし、感動した」と話していました。
農家の浦田さんは「サトウキビの甘さと植物としてのおもしろさを皆さんに知ってもらい、栽培を広めていきたい」と話していました。