新見 増える「空き店舗」の活用策 市民が考える勉強会

人口減少や高齢化に伴って増えている「空き店舗」をどう活用するか、市民が考える勉強会が、2日、新見市で開かれました。

JR新見駅周辺の活性化に取り組む新見市や、商工会議所などでつくるプロジェクトチームの勉強会には、市内の会社経営者ら市民15人が参加しました。
新見駅周辺は、人口の減少や経営者の高齢化などで、増加する空き店舗や空き家の活用が課題の1つになっていて、参加者は実際に現地を見学しました。
このうち、かつて衣料品店だった駅前の空き店舗では、2階からの眺めを確認し、カフェなどにも使えるのではと話し合っていました。
参加者からは、それぞれの店の立地や間取りから考えられる活用策について、盛んにアイデアが出されていました。
勉強会に参加した50代の男性は「駅の周辺が人が集まるにぎやかな場所になるよう自分も力になりたい」と話していました。
プロジェクトチームの会長を務める杉光太郎さんは「駅周辺を実際に見て当事者意識を持って出してもらった活性化のアイデアをもとに、今後どのような取り組みができるか考えたい」と話していました。