障害者手帳の情報 別人のマイナンバーにひも付けミス51件

岡山県は、障害者手帳の情報を別人のマイナンバーに誤ってひも付けていたケースが、あわせて51件確認されたと発表しました。
直ちに修正を済ませ、個人が特定される情報の流出はないとしています。

県によりますと、国から指示を受けてマイナンバーのひも付けについて点検したところ、障害者手帳の情報を、別人のマイナンバーに誤ってひも付けていたケースが51件確認されたということです。
内訳は、身体障害者手帳で40件、療育手帳で6件、精神障害者保健福祉手帳で5件となっていて、別人のマイナポータルに手帳の情報が表示される状態になっていました。
氏名や生年月日など個人が特定される情報は表示されませんが、直ちに修正を行い、これまでに誤った情報が閲覧された履歴は確認されていないということです。
15歳未満のこどもの手帳で誤って保護者のマイナンバーを登録したり、申請書を受けつける市町村で入力の際に、誤ったマイナンバーを入力したりしたことなどが原因だとしています。
県障害福祉課の坂本洋介課長は「県民の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」と陳謝し、マイナンバー入力について複数の職員で確認を行うなど、再発防止を徹底するとしています。