「HHCH」含む商品販売か 岡山市内の店舗を立ち入り検査

中国四国厚生局・麻薬取締部は、指定薬物に追加された大麻に近い成分を含む商品を販売している可能性がある岡山市内の店舗に、28日に立ち入り検査を行いました。

「HHCH」と呼ばれる大麻に近い成分が入ったグミをめぐっては、体調不良を訴えるケースが相次いだことなどから、厚生労働省はこの成分を指定薬物に追加して、12月2日から販売や所持・使用を禁止する方針です。
これを前に、中国四国厚生局・麻薬取締部は「HHCH」を含む商品を販売している可能性がある岡山市内のあわせて6店舗に立ち入り検査を行いました。
このうち岡山市北区にある店舗には、午後7時半頃、麻薬取締部や県の職員5人が訪れ、店員に話を聞くなどしていました。
麻薬取締部によりますと、検査を行った6店舗のうち1店舗が、HHCHを含む商品を取り扱っていて、販売停止などを命令したということです。
厚生労働省は、この成分を含む商品が現在も店舗やインターネットで販売されているとして、購入しないよう注意を呼びかけています。