ハンセン病強制隔離めぐるドキュメンタリー映画 25日上映会

県内にある2つの国立ハンセン病療養所を中心に入所者たちの声を記録した映画が、25日、岡山市東区の公民館で上映されます。
住民の要望で実現した上映会を前に、制作した監督は「悲惨な歴史を繰り返さないために多くの人に知ってほしい」と訴えています。

ドキュメンタリー映画「NAGASHIMA〜“かくり”の証言〜」は、長年、県内のテレビ局の関連会社でカメラマンとして働き、ハンセン病の取材を40年以上続ける宮崎賢監督(70)がおととし(令和3年)完成させました。
瀬戸内市にある長島愛生園と邑久光明園の入所者を中心に、かつて強制隔離されたおよそ30人にインタビューした2時間近い長編です。
この2年間、全国各地で33回上映され、去年は、瀬戸内市の邑久高校の生徒たちが主体となった会も開かれていて、岡山市の西大寺公民館では住民の要望を受け25日に上映することになりました。
宮崎さんは「隔離の歴史が続いたのは国民の無関心も原因にある。映画には、誰にも話してこなかった入所者たちの苦悩や人権侵害の歴史が盛り込まれている。悲惨な歴史を繰り返さないため多くの人に知ってほしい」と話していました。
映画は25日、西大寺公民館で午後1時間半から上映され、チケットの当日販売もあるということです。