少子化対策キャラクター考案した小学生の表彰式

岡山県内でも産まれてくる子どもの数が減り続ける中、県は少子化対策に活用するキャラクターのデザインを小学生から募集し、18日にその表彰式が行われました。

岡山市北区で開かれた表彰式には、1518件の応募作品の中から選ばれた9人の小学生とその家族が出席しました。
このうち、最優秀賞になった倉敷市立庄小学校の難波美空さんの作品は、桃の仮面を着けた男の子と、愛犬をイメージした子犬をデザインしています。
同じく最優秀賞で、岡山市立高島小学校の三澤瑠璃子さんは、岡山特産の野菜や果物をモチーフにした5人家族のキャラクターを描きました。
岡山県内で去年生まれた子どもは1万2371人で、統計を取り始めた明治32年以降、最も少なく、11年連続で過去最少を更新しました。
県は今回選ばれたキャラクターを、結婚や子育て支援などの少子化対策のPRに活用することにしています。
受賞した難波さんは「選ばれてとてもうれしい。自分の犬が元気で、岡山も元気にしてくれると思い描きました」と話していました。
また三澤さんは「このキャラクターを見てみんなが家族を大切にしてくれたらうれしい」と話していました。