“フランスから観光客を”備前など4市町巡るツアーで魅力PR

フランスからの観光客の誘致につなげようと、フランスのメディアや旅行会社の関係者を招いて地域を巡ってもらうツアーが、備前市などで行われています。

このツアーは備前市、瀬戸内市、高梁市、それに奈義町の4つの市と町で国際交流員などを務めている4人のフランス人が、母国に向けて地域の魅力をPRしようと企画しました。
ツアーに参加したのは、フランスのメディアや旅行会社の関係者ら合わせて3人で、今月8日から4泊5日の日程で、国際交流員らが考えたルートを巡っています。
11日朝は、備前市の島々を船でめぐり、フランス出身の地域おこし協力隊員のヴィクトリア・ゲランさんが見どころを説明しました。
11日は冷え込みの影響で「浮島」という島が浮いて見える現象も見られ、参加者は船の上から写真を撮影していました。
このあと、一行は国の特別史跡、閑谷学校を訪れ、国宝の講堂などを見学しました。
フランスの旅行会社に勤める男性は「フランス人は色々な経験をしたいと考えている。どのようなツアーができるか考えてみたい」と話していました。
ゲランさんは「東京や大阪だけでなく岡山も訪れて、歴史やきれいな景色を見てほしい」と話していました。