幼稚園児が地域の人たちとサツマイモ収穫体験 津山市
収穫の秋を迎え、津山市の幼稚園児が地域の人たちと一緒にサツマイモの収穫を体験しました。
津山市上田邑地区にある耕作放棄地を活用した畑には、地元の幼稚園の園児などおよそ40人の子どもたちが集まり、ことし6月に自分たちで植えた「紅あずま」を収穫しました。
秋晴れのもと、子どもたちは次々とサツマイモを掘り出しました。
中には長さが40センチ、重さが3キロほどにもなる大きなイモも出てきて、子どもたちは歓声を上げたり、うれしそうな表情を見せたりしていました。
収穫したサツマイモは、幼稚園で焼き芋や味噌汁の具にして食べるほか、子どもたちがそれぞれの家庭に持ち帰って味わうということです。
参加した4歳の園児は「大きいイモが出てきてうれしかった。大学芋にして食べたい」と話していました。
収穫体験を主催した「田邑まちづくり活性化協議会」の鳥取文二会長は「これからも三世代交流のイベントを開くなどして、地域を盛り上げていきたい」と話していました。