特産の干し柿作り始まる 矢掛町山ノ上地区

矢掛町で、特産の干し柿作りが始まり、秋の深まりを感じさせています。

矢掛町の山ノ上地区は、霧がかかりにくい独特の地形と、この時期に西から吹く乾いた冷たい風によって干し柿作りが盛んで「最上干柿」として親しまれています。
このうち山部美由紀さんの農園では、10月下旬から7センチほどの大きさに育った柿の収穫が始まり、一つ一つ手作業で皮をむいて、専用の干し場につるしていました。
11月20日ごろには、およそ2万個の干し柿が並ぶということです。
干し柿は12月上旬から順次、予約していた人たちや県内外の百貨店などに出荷されるということです。