岡山県立図書館 貸し出された本が2500万冊超える

岡山県立図書館で、平成16年の開館から貸し出された本の数が2500万冊を超え、来館した人たちに記念のしおりが配られました。

岡山市北区の岡山県立図書館は、年間の来館者数と個人に貸し出された本の数が全国の都道府県立図書館の中で最も多く、昨年度(令和4年度)は79万9769人が訪れ、122万8769冊が貸し出されました。
先月(10月)29日に平成16年の開館から貸し出された本の数が累計で2500万冊を超え、4日、来館した人たちに図書館の外観やマスコットキャラクターの「ヨムヨム」がデザインされた記念のしおりが配られました。
図書館では利用者の希望に合わせて本を購入していて、現在は全国3位のおよそ160万冊の蔵書があるということです。
岡山市の12歳の女の子は「県立図書館は静かで読書がしやすく、サッカーの本などを読んでいます」と話していました。
岡山県立図書館の大西治郎館長は「コロナ禍では閉館するなど非常に打撃が大きかったが、インターネット予約が増えてなんとかやってこられた。時代の変化に合わせて進化し続ける図書館でありたい」と話していました。